2015年5月10日に88年の歴史に幕を閉じたマリンピア松島水族館(宮城県松島町)の閉館前の様子が、インターネット上で見ることができるようになった。館内を撮影した360度のパノラマ写真のほか、人気者だったカリフォルニアアシカやイロワケイルカなど59種類の生き物たちの画像が楽しめる。閉館を惜しむ県内のクリエイターたちが取り組む「マリンピア松島水族館閉館カウントダウンプロジェクト」の一環で、ネット検索大手の米グーグルが提供する「ストリートビュー」で2日から公開されている。写真は、クリエイターが閉館前、約5メートルおきに撮影したという。施設のバックヤードがのぞける「ヒミツのドア」も15か所に隠されている。
マリンピアの公認ファンクラブ「マリンピアクラブ」代表・植松純子さん(45)は「公開された画像を見ると、細切れになっていた思い出がつながるような感じがする。懐かしくて少し切ない気持ちになりました」と語る。水族館を経営していたマリンピアの西條直彦社長(68)は「跡地は更地になってしまったが、ネットの中でマリンピアが生き続けていると思うと感慨深い」と喜んでいる。
※ YOMIURI ONLINEより
※ YOMIURI ONLINEより
■奥に進むとヒミツのドアもあるよ!みつけられるかな?
マリンピア松島水族館のストリートビューはこちらです。⇓
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