※写真、NHK NEWS WEBより
ロシア政府が極東地域の観光の呼び物としてウラジオストクにオープンさせたロシア最大の水族館は最初の週末を迎え、およそ4000人の客でにぎわっています。
この水族館は、ロシア政府が極東のウラジオストクに300億円以上をかけて建設したもので、面積は東京ドーム19個分にあたる90ヘクタールと、ロシアで最大です。
10日は、オープンしてから最初の週末を迎え、およそ4000人が訪れてチケットが完売しました。水族館には、極東のアムール川に生息するチョウザメや、カムチャツカ沖のゴマフアザラシなど、500種類余りの海の生物が飼育されています。また、日本の水族館から提供されたマイルカのショーも行われ、3頭が水の中から同時にジャンプすると、ひときわ大きな歓声が上がっていました。
ロシア経済の低迷が続く中で極東の開発に力を入れているプーチン大統領としては、この水族館に日本や韓国などから観光客を呼び込み、外貨の獲得につなげる狙いもあるとみられます。
※2016年9月10日NHK NEWS WEBより
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