※写真、水揚げされた大物のサメ=2016年7月15日、八重山漁協
八重山漁協の電灯潜研究会(宮里政吉会長)によるサメ駆除で2016年7月15日、新栄町にある八重山漁協の水揚げ場には、前夜に仕掛けた針にかかったサメが続々と水揚げされた。
同研究会の船12隻にそれぞれ6、7人が乗り込んで、人力でロープをたぐり、かかったサメを駆除した。宮里政吉会長は「電灯潜り漁の最中にサメに獲物を奪われたり、フィンをかじられたりと、未然に危険を避けるためにサメを駆除している。前日に仕掛けたが、月夜で明るかったために今回の駆除数は少ない」と話す。この日の駆除数は27匹と、やや振るわなかった。ただ380kgと480kgの大物が捕れた。
※2016年7月の八重山日報より
※2016年7月の八重山日報より
■沖縄・石垣島で巨大ザメ フォークリフトで陸揚げ
沖縄県石垣市新栄町の八重山漁協水揚げ場で15日、同漁協電灯潜研究会(宮里政吉会長)の駆除用の仕掛けにかかったサメが、次々と水揚げされた。同研究会の船12隻に各6~7人が乗り込んでロープをたぐり、かかったサメを駆除した。
この日は480kgと380kgの大物を含む27匹を駆除。40尾の胎児と40個の卵を持った個体もおり、駆除効果は高かった。最大となった480kgのイタチザメは、備え付けのリフトでは揚げられず、フォークリフトを投入した。
宮里会長は「電灯潜り漁の最中にサメに獲物を奪われたり、フィンをかじられたりする」と駆除の必要性を説明。この日は東海大学のスタッフが解体を手伝ったほか、多くの見学者も訪れた。(奥沢秀一通信員)
※2016年7月21日沖縄タイムス+プラスより