愛知県豊橋市は12日、浜松市との境界に近い海岸の沖合約2キロで、頭部がハンマーのような形をしたシュモクザメ3匹が泳いでいるのを確認したと発表した。
付近に海水浴場はないが、サーファーが来ることがあるため、豊橋市は注意を促す看板を設置した。
豊橋市によると、シュモクザメは海上保安庁の航空機が12日午後1時20分ごろに発見。3匹とも体長は約1メートルという。
この海域では昨年6月、サーファーがサメに腕をかまれ、重傷を負っている。
シュモクザメは多いときには数百匹単位で群れて生活することがあり、過去には国内でも襲われて死亡した例が報告されているという。