茅ケ崎沖にサメ30匹超 10市町の海水浴場で規制2015年8月15日7時0分

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※カナロコby神奈川新聞
写真:14日茅ヶ崎沖を泳ぐシュモクザメとみられるサメ(県警提供)

カナロコby神奈川新聞
※yahoo カナロコby神奈川新聞
14日正午ごろ、相模湾の茅ケ崎沖でジェットスキーをしていた男性から「えぼし岩付近にサメがいる」と110番通報があった。県警のヘリコプターが上空から確認したところ、海岸から約1・2キロ沖合のえぼし岩付近に、シュモクザメとみられる魚影を発見した。確認されたのは30匹以上で、県沿岸部10市町の海水浴場で遊泳禁止や遊泳注意の措置を決めた。

 サメは体長約1・5~2メートルで、えぼし岩の東側約500メートル付近を泳いでいたという。午後4時10分ごろには岸から約200メートルの地点でも確認された。県警や湘南海上保安署、市や消防はヘリや水上バイク、防災無線などで遊泳者に注意を呼び掛けた。県警によると、海水浴客の被害は確認されていない。

 茅ケ崎市は午後から海水浴場を遊泳禁止にした。鎌倉市、平塚市、逗子市、小田原市、真鶴町の海水浴場も遊泳禁止となった。

 茅ケ崎市の海水浴場を帰省中に家族と訪れていた会社員の男性(44)は「問題が起きたら大変というのも分かるが、監視を続けていても仕方ないのでは」。長男(10)も「腰まで入った直後に禁止になった。もっと泳ぎたかったのに」と残念そうだった。

 茅ケ崎、平塚の両市は15、16日も遊泳禁止を続ける。茅ケ崎市観光協会は「さがみ縦貫道路の効果で群馬や埼玉方面からの客も増えていただけに残念」。茅ケ崎海水浴場事業協同組合の大久保義雄代表理事は「海の家は通常通り営業する予定だが、来た人の半分近くは帰ってしまうかも」と懸念している。

 藤沢市、葉山町、大磯町の海水浴場では遊泳注意の措置を取った。湯河原町は15日から遊泳注意とする。
◇冷静な対応呼び掛け県立生命の星博物館学芸員
 県立生命の星・地球博物館の瀬能宏学芸員は「シュモクザメは毎年、相模湾近海で確認され、沖合1キロ以内で漁業の定置網に掛かることもあり、珍しくない。普通は人にかみつかないので冷静に対応した方がいい」と呼び掛ける。

 静岡県などでもシュモクザメが目撃され、海水浴場が遊泳禁止となっている。瀬能学芸員は「それほど大騒ぎすることではない。注意すべきは、近づかないことと捕まえた魚をぶら下げるなどして臭いを出さないこと。海水浴場を再開するにあたって万全を期するなら、サメよけのネットを張ればよい」としている。

 シュモクザメにはシロシュモクザメとアカシュモクザメがいるといい、「通常、日本近海に出没するのはシロシュモクザメ。南方の温かい海にいるアカシュモクザメが出没したならば、温暖化や海水の温度上昇などが原因と考えられる」と話していた。2015年8月15日(土)7時0分

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