※羽鳥慎一がニュースな現場へ!みんなの疑問を解決 TV asahiより
●サメの飼育種類数日本一の水族館
アクアワールド茨城県大洗水族館
こちらの水族館の一番の見どころである「サメだけの水槽」へ。シロワニ、クロヘリメジロ、レモンザメなどなど、55種類のサメを飼育(うち展示は49種類)。その生態を日々研究しています。
最近のサメの目撃情報について伺うと、「小魚を追ってきて、それが見つかってあのような騒動になっているのでは」といいます。日本近海にはおよそ100種類のサメが生息しており、今年サメが多く目撃されたのはたまたまで、他の地域も茨城県と同じではないかというのが柴垣さんの見解です。
万が一サメに出会ってしまった場合は、「サメを刺激しないように、あわてず焦らずゆっくりと岸に移動して、海から上がるのが鉄則」で、「バシャバシャやってしまうとエサになる弱った生き物が暴れていると勘違いして、余計に近づいてくる」のだそうです。
●3万本も生えかわることもあるサメの歯↓
サメにその気がなくても、噛まれたら大変なことになるのは「歯」が鋭いためです。サメの歯は獲物を強く噛んだりして負担もかかるため、抜けやすくなっていて、中には、一生にうちに3万本くらいも歯が生えかわる種類もいるのだそうです。
●檻に入って水槽内を掃除↓
サメの飼育において、特に大変なのが「水槽の掃除」だといいます。そこで柴垣さんが「万が一の危険を考えて」作ったのが檻です。大きなサメが相手で怖いのが、「噛まれることよりもぶつかられること」で、こうした檻で直接体に当たられないようにしているのだそうです。掃除の際にはまず檻を沈め、そのあとダイバーが急いで中に入って行います。
●世界にはおよそ500種類ほどのサメがいるそうですが、柴垣さんによれば「その中で事件をおこしているのは3種類くらい」だといいます。「ホホジロザメ」「オオメジロザメ」「イタチザメ」です。日本近海にもこれらのサメはいますが、基本的には沖にいて海岸付近までは来ないとされているそうです。
また、目撃情報の多かった「シュモクザメ」ですが、柴垣さんいわく「人を襲うことはない」そうですが、たとえ人を襲う気がなくても、「驚いたりすれば噛みついてしまうこともある」ということです。
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