※写真:
(上)onegreenplanetより
(下)munchkin社HPより
(上)onegreenplanetより
(下)munchkin社HPより
2016年5月10日のvancouversun紙によると、クジラやイルカなどの鯨類で、病気や負傷した個体、野生に戻れない個体、又は、飼育下にあるリタイアを迎えた個体のための保養所を作る計画が発足されたようです。候補地としては、バンクーバー島のトフィーノ付近またはヌートカ島の入江が考えられています。
※カナダ、ブリティッシュコロンビア州、ヌートカ島とトフィーノの場所
この保養所についてのアイデアは、少なくとも2年以上前から動物の権利保護活動家によって考えられてきました。会合は昨年の夏から開かれていましたが、このプロジェクトが正式に発足したのは、先週のことです。
30年イルカ、クジラ、霊長類の行動と脳の研究をしてきた生態心理学者であり、このプロジェクトの代表でもあるLori Marino博士が言うには、この計画にはまだ様々な課題があり、保養所の完成までにあと3~5年を用し、見積もりでは2000万ドル(約20億円)の費用がかかるそうです。今のところ、このプロジェクトに、ベビー用品メーカーのMunchkin社、CEOのSteven Dunn氏から100万ドル(約1億円)の寄付の申し出があり、Lori Marino博士がホームページ(onegreenplanet)で、感謝の意を述べています。
(2016年5月10日のvancouversunの記事翻訳)
※vancouversunより
※参考:
・The Whale Sanctuary Project facebook
・The Whale Sanctuary Project HP
・onegreenplanet
※2015/11/08 に公開、munchkin社の参考動画
これは、寄付金を申し出た、munchkin社のシャチ保護プロジェクトのPR動画です。(英語のみ)