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埼玉県東松山市に今月オープンした化石の発掘を体験できる施設で、家族連れなどが、およそ１５００万年前に堆積した土から化石の採取を楽しみました。
東松山市では、かつて海底だった地層から貴重な化石が見つかっていて、自然の資源をまちの活性化につなげようと、今月１日に化石の採取を体験できる市の施設がオープンしました。
９日は親子連れなどおよそ２０人が集まり、地元の地質の専門家から東松山市周辺の地層の成り立ちになどついて説明を受けたあと、早速、化石の発掘に挑戦しました。
会場では、およそ１５００万年前に堆積した地層の土がバケツに入れて配られ、この土をふるいにかけながら５０分の制限時間のなかで化石を探し出していきます。
参加者たちは土をふるいに乗せて揺らし、残った土の中に化石がないか、目を凝らしながら手で丁寧に選別していました。そして、２センチほどの大きさの化石が次々と見つかり、専門家の鑑定を受けた結果、絶滅したサメの歯の化石などと分かると、親子で見せ合いながら喜んでいました。
参加した男性は「サメの歯の化石を２つ見つけました。自然の奥深さに興味が湧き、また体験したいです」と話していました。
（2016年4月9日NHK NEWS WEB）
※NHK NEWS WEBより
（2016年4月9日NHK NEWS WEB）
※NHK NEWS WEBより