秋田市の雄物川河口で体長3メートルのサメが地引き網にかかり、引き上げられました。地引き網漁をしていた大門長四郎さん(78):『何だか最初分からなかった。あがってきて初めてサメだって分かった』
30日午前6時まえ、秋田市新屋町の雄物川河口で地引網に体長3メートルのサメが入っているのが見つかりました。秋田市の漁師のグループ15人ほどが午前5時ごろから漁船で沖合150mまで網を張り、地引き網漁をしていました。サメの種類は不明で、網を引き上げたあとに死んだため、海岸に埋めて処分しました。
地引き網漁をしていた大門長四郎さん(78):『びっくりした。何年間か(50年近く漁師を)やってるけどもああいサメは見たことない』
秋田県は、ほかにサメの目撃情報がなく、海水浴シーズンも過ぎたことから、差し迫った危険はないと見ていますが、沿岸の市町村などに注意を呼びかけました。30日で営業を終える秋田市内2ヵ所の海水浴場では、サーフィンをする人が訪れていたため、監視を強化しました。
男鹿水族館では、秋田沖には数種類のサメが生息しているが、地引網にかかったのは珍しいと話しています。
※ AABニュースより
※ AABニュースより